「本当にありがとうございます!」
今からもう10年以上も前のことでした。
私が初めて帰化申請業務を受任して、お客様と二人三脚で待望の帰化の許可が下りました。
私自身も初めての経験ですから、とっても嬉しく思ったのですが、お客様の嬉しそうな笑顔と感謝の言葉をいただいたことで大変な感動をしてしまいました。
行政書士という職業では様々な種類の業務がありますが、仕事を終えて感動をするという経験はなかなかできないものです。
これはやはり「帰化」という人生を左右する業務に関わったんだ!お客様の人生の役に立つことができたんだ!という気持ちを強く感じられたのだと思います。
帰化を検討されている方は「実は・・・」と今までの心のひっかかりについてお話をしてくださいます。
「今度、子供が小学校に上がるんですよ」
「実は、来年結婚することになりまして」
「帰化に対して心的ハードルを高く感じていて、今まで一歩が踏み出せずにいたんです。
でも、人生の節目を迎えて決断をしたんです。」
「長年、悪いことをしている訳ではないのに国籍を隠して生きてきた気がするんです。でも、これからそんな思いにけじめをつけたいんです。」
このようなお話をうかがっていると私も胸が締め付けられる思いになります。
「また、お客様の笑顔がみたい。良かった!とお客様と一緒に喜びを分かち合いたい。」
帰化申請業務を私のライフワークとして一生の仕事と考えています。
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